血糖値が上がるとどうなる?

血糖値とは、血液に含まれるブドウ糖の濃度を数値で表したもので、これが高くなると一般的に糖尿病と言われるようになります。しかし、糖尿病だけが問題ではなく、血糖値の上昇によって体にいろんな症状が生じますから、注意が必要です。血糖値が上昇していくことで、どのようになるのでしょうか。

 

血糖値が200mg/dl前後の場合、通常よりも高い数値とはなっていますが、この段階ではまだ自覚症状はほとんどありません。これが300〜400g/dlになってくると、のどの渇きのために異常に水分が欲しくなり、尿が増えるようになります。また、疲れやすいなどの不調を感じ始めます。そして、500mg/dl以上になると、明らかに体の異変に気づきます。吐き気や嘔吐、意識が遠のくような感じ、昏睡状態などの症状が現れるようになります。

 

血糖値が多少高い、という程度ではほとんど問題は無いのですが、血糖値が高い状態が続くことで体の臓器に障害を起こすようになっています。特に神経や目、腎臓の機能低下が起こりやすく、糖尿病の三大合併症として、「しめじ」で覚えるようにすると良いと言われています。

 

神経障害というのは、手足の痛み、しびれ、鈍感などの異常から始まり、末端の細胞が壊死を起こしたり、下痢や便秘、発汗異常、排尿障害、勃起障害などと広がっていきます。目には網膜症が起こり、網膜の血管が詰まったり出血して、視力が下がり、最悪は失明に至ります。腎臓では機能が低下し、腎不全を引き起こしますが、こうなると老廃物を血液から人工的に取り出す透析治療をする必要が出ることもあります。

 

その他、脳卒中や動脈硬化といった血管の病気にかかるケースも少なくありませんから、そのような原因になる血糖値の管理にはいつも注意を払うことが大切です。